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一歩目

大人の留学

30歳目前、オーストラリアで若者たちに囲まれて語学学校へ通った2017年、10月。

ビビりながらも初めての海外生活、語学学校にワクワクが止まらなかった私。

そして32歳になった2020年、いざ、スペインの語学学校へ。

クラスメイトや学校の雰囲気が全然違う、スペインとオーストラリア。そして私の心の在り方も大きく変わっていたこの数年。

という事で記憶を手繰り寄せながら、両者の魅力をお伝えすると同時に、私の心の変化も綴らせてくださいな。書きたい事が溢れて止まらないので、今回は主に授業やクラス分け試験の事、学校のアクティビティについて比較しながら紹介しますね。

学校の基本情報


〇オーストラリア

ゴールドコーストから1時間南下した場所にあるBYRON BAYという小さな街にある語学学校。サーフィン×ヨガ、スローライフとオーガニックがしっくりくるような場所。

授業は月~金の朝から午後2時頃まで。授業料は$200AUS/週とかだったような。

ただ残念ながら、この学校はコロナで閉校になってしまったみたい・・・。

→Byron Bay English Language School

〇スペイン

大西洋に浮かぶ島テネリフェの南部にある語学学校。スペイン語以外にも英語、中国語、フランス語など9か国の言語が学べる公立の語学学校です。街中にあってビーチにも山にも近い立地最高の場所。

授業は1日2時間×週2回。授業料は9月~5月までの9か月間で、確か1万円ぐらいと激安でした。

私は毎週火曜日、木曜日の11:45~13:45のクラスに通っています。

→EOI Los Cristianos

学校スタート~卒業までの流れ


〇オーストラリア

毎週月曜日がオリエンテーション、そして金曜日が卒業式。入学初日にリスニング、ライティング、リーディング、スピーキングのテストをしてクラスを振り分けられます。クラスは5段階にレベル分けされ、一般英語以外にIELTSコースもありました。

通う期間は最短で1週間から、長くて1年通う人もいて様々。でもほとんどは3か月以内で去っていくのです。ちなみに私も3か月で卒業しました。という事でとにかく入れ替わりが激しくて、旅行で来てちょっと語学学校通ってみたよ~って感じの人たちは1~2週間で去っていく。お互いに名前覚えたらバイバイ~って事も多々ありの目まぐるしい環境でした。

↑私の卒業式の日の写真。

毎週金曜日の卒業式?というか、ちょっとしたセレモニーでは卒業証書みたいな物を貰えるのだけど、その時に皆の前で英語でスピーチをしないといけなくて、これが割と毎回盛り上がる!!し、皆の前で英語を話すっていう度胸がつきます♪私もしたけど、前日から文章考えたりして程よい緊張感でした。

〇スペイン

スペインの語学学校では、振り分けテストは無くて空いてるクラスに滑り込みで入れた。という感じ。公立の語学学校で金額も格安な事から大人気!学校は9月からスタートなのに春から申し込みが始まり、すぐに満席になってしまうのです。

幸運にも滑りこめた私は、結果下から2番目のA2というクラスに。最初はアルファベットや数字の読み方から始まって、かなりの基礎クラスだったけど、今は文法も少し複雑になって私にはちょうど良いレベル。皆で9月からスタートして5月に終了。同じメンバーで最後まで学ぶので、徐々に仲良くなって今はすごく学校が楽しいです。

テストは年に2回。ついこないだ1回目のテストが終了したのですが、点数が悪くても特に問題なし。でも細かく評価してくれるので現状を知れてモチベーションに繋がります。次回は5月、このテストがとても重要らしい…。

クラスの雰囲気


〇オーストラリア

クラスメイト達。

バケーション気分の子が多いからか、二日酔いで授業をサボったり、自分の国の言語ばかりを話したり、宿題をしてこなかったり、授業中にスマホいじりまくったり、適当な子が多かった印象です(笑)でも一応学校には英語以外喋っちゃダメ!というルールがあって、校長に見つかると違反カードみたいな物を貰うんだけど、2枚貰うと授業受けずに帰宅しなきゃ、という厳しいルールが。スペイン人の子がよく家に返されてたイメージ…(笑)

〇スペイン

まじめにスペイン語を勉強しに来てる人が多いから、宿題はちゃんとしてくるし授業でも質問がバンバンあるし、私としてはこっちの方が勉強のモチベーション維持できるから好きかも。驚いたのが多分クラスのほとんどの生徒が3か国語を話せる、という事。なんなら、5~6か国語話せる人もざらにいて、スペイン語こそカタコトなものの、ドイツ語とロシア語とフランス語の通訳士や教師、弁護士、エンジニア、建築士と高学歴の人ばかり。授業でも分からない事があると、英語で質問が飛び交ったり(ちなみに英語圏の人はいません)、先生も英語で答えたりロシア語で答えたり、アフリカ人の男の子たちも、まだ16~18歳なのにフランス語はペラペラ、英語も理解していて語学に才のある人達ばかり。

学校のアクティビティ事情


〇オーストラリア

クッキングクラスがあったり、森や滝に授業として遠足に出かけたり、毎週金曜日はスクールパーティーと言って学校にお酒や食べ物持ち込んだり、BBQして音楽聴いて皆で踊ったりと、学校のカリキュラム自体もかなりバケーション要素強め。

この写真はスクールパーティーで韓国人の子と、日本人の子が歌を歌った日のもの。クリスマスソングをべろべろに酔っぱらったKOREANのジェニーが歌ってくれたの今でも覚えてるよ~(笑)

生徒向けに格安旅行や観光地へ行くバスツアーがあって、私は動物園しか行って無いの。もっと色々行けば良かったと後からすごく後悔しました。この学校主催のイベントで、違うクラスの子たちとも仲良くなれるから楽しかったな~♪そして放課後にはサーフィンレッスンやヨガクラス、ダンスクラスとアクティビティも様々で金額も5ドル程度と格安だったの!

クラスのみんなと遠足で少し遠出をした時の写真。

〇スペイン

コロナもあって学校のイベントは今の所ほぼゼロ。年末に1度だけ生徒対象にテネリフェ北部の格安バスツアーがあったみたいで、ロシア語や中国語を勉強しているスペイン人と繋がれた~♪と参加した人は喜んでいました。皆仕事や家庭があって、頻繁な交流はあまり無いのだけど、それでも連絡先を交換して今度ビーチで会おうね、とか約束できるような友達は何人もできたから、年齢とか言語レベルは関係ないのかなって感じます。

改めてこの2校は全然違うタイプの学校だ!と実感。クラスメイトの国籍や年齢、バックグラウンドも全然違うので、それについてはまた次回に。語学留学の話はPodcastaでもしているので、良かったら聴いてみて~♪

→AYAKA、スペインの語学学校へ通うの巻き【前編】

→AYAKA、スペインの語学学校へ通うの巻き【後編】

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