Hola ♪あやか(@tabinetsu)です。あっという間に2021年も年末。今年も一瞬でクリスマスが駆け抜けてしまいました。

今年で2回目、スペインで迎えるクリスマス!

去年は何がなんだかって感じで過ぎ去ってしまいましたが、今年はちゃんと参加したぞ!と感じてる私です笑

2回目にして思ったのは「やっぱりスペインのクリスマスって少し変わってる…!」という事。

日本とも違う、テレビでよく見るアメリカとも違う…。

そんなスペインの少し変わったクリスマスの習慣を今日はご紹介します。


目次

1.歌う宝くじ

毎年12月22日はクリスマス宝くじの日。

当選が気になるのもあるけど、この宝くじすっごい独特なんです。

理由は当選番号と金額を子ども達が歌いながら読み上げるから。左側の子が当選額を、右側の子が当選番号を読み上げるんだけど、歌うようにリズミカルに噛まずに、本当に上手に読み上げるんです。

マドリードにあるサン・イルデフォンソ学院(SAN ILDEFONSO)に通う子ども達が、この日の為に練習しているらしい。大きな額が出ると読み上げながら泣いちゃう子がいたり、嬉しそうに読み上げたり、それ見てなぜか泣けちゃう私。(笑)

ちなみに1等はEL GORDOと呼ばれ約5億円!年末ジャンボより大きいね!

宝くじは10枚200€だけど、1枚からのバラ売りも可能で、私も1枚だけ購入したので、朝からテレビの前に張り付いていたけど…何も無し。でした…この独特のリズムだけが耳に残ったな~。

テンポよく進むので、スペイン語勉強中の方は数字の聞き取り練習になりますよ。

高額が出た時の動画はココから

一度聞くと耳にこびりつくこのリズム、ぜひ聴いてみて~~

2.イブのディナーは海の幸

クリスマス料理といえばお肉のイメージがありませんか?

スペインではイブの夜に家族そろって夕飯を食べるんだけど、タパスに始まり、前菜の定番はエビ(Langostino)!そしてメインは魚料理なのです。

クリスマスタパス

ウナイの家族が特別?と思って、スペイン人の友達(ほぼバスク出身)に聴いたら、ほとんどがイブの夜はエビや魚、クリスマスランチにラム肉や他の肉料理を食べるんだって。

なんで海の幸なの~?と聞いたら、「ん~。夜9時からあんなにお肉を食べるのは重いから魚にしたんじゃない?」って言ってて、誰も理由は分からないみたい。でも確かに、スペインのクリスマスディナーは9時に始まり、下手したら10時~11時まで食べることも!夜遅くからお肉は重いよな~。

3.デザートはアーモンド尽くし

Turron

食事も終わってデザート!って事で出てくるのはアーモンドを使ったクリスマスのお菓子。

中でも私のお気に入りはポルボロン(Polvoron)と呼ばれる、ちんすこうみたいなお菓子と、トゥロン(turron)と呼ばれるアーモンドバーみたいなお菓子。

どちらもすんごい美味しくて、クリスマスケーキをぼーん!って夜から食べるより、ちまちま食べれるこの焼き菓子は止まらない美味しさで逆に食べ過ぎちゃうから要注意です。

去年初めてポルボロンを食べて、美味しさに感動した私。クリスマスが近づくとスーパーでもポルボロンが簡単に購入できるようになるので、12月入ってからはしょっちゅう買って食べちゃって、ウナイは呆れてました。(笑)

年に一度、このシーズンしか食べれないから許して~って事で、今年も楽しんじゃった~♡

4.クリスマスツリーより大事?なベレン

クリスマスシーズンが近づくと、イルミネーションやツリーが街中にチラホラ。でも、それよりも私が心を奪われたのはベレン。


ベレン(Belen)とは?

キリストが生まれた町、ベツレヘムのことでイエス様の生誕をミニチュアの人形を使って街の様子を再現したもの。定番はイエス様、聖母マリア、ヨセフの3人+3人の賢者(イエス様に贈り物を持ってきた人たち)の人形が並ぶ。


なんだ~人形か!と侮るなかれ!街の様子がとにかく細かく再現されてて、家の中の家具までちゃんとあるし、遊んでいる子供たち、吊してる人、羊飼い、それぞれにちゃんとエピソードがあって面白いの!人間サイズの大規模なベレンもあるんですよ~。

我が家もベレン飾るから手伝ってね~、結構前から声をかけられてて。サクッと人形並べるだけかと思いきや…

なんと、森で苔と小枝、土を収穫する所から始まったの!

実物使った方が綺麗だから~って、ベレンへの思い入れが違うわ~。

そんな我が家のベレンはこちら。

人形多すぎて、場所が足りなくてかなりギュウギュウ詰め(笑)

来年はもっと広い場所確保してやろうね~ってウナイ母と反省しました。

オロタバという街では、街中のいたるところで様々なベレンを飾るからそれ用のガイドマップもあるぐらい!実際見てきたけど、1日費やすぐらい見どころ満載でした。それはまた今度。

5.サンタよりもレジェスマゴス

先ほどもチラリと紹介した三人の賢者レジェスマゴス(Los Reyes Magos)。

イエス様に生誕祝いのプレゼントを持ってきたとされるんだけど、それにならってスペインでは、彼らがイエス様の元に到着したとされる1月6日にプレゼントが貰えるんです。

↑写真右上のラクダに乗ってる3人がReyes Magos。

正確に言うと、クリスマスにも貰って1月6日も貰うらしい。クリスマスは小さなプレゼント、本命は1月6日にもらえるんだとか。スペインの子ども達は2回もプレゼント貰える日があって楽しいよね~♡

お手紙もサンタさん宛てでは無く、Reyes Magos宛のポストが街中にチラホラ。6日にはラクダに乗って3人の賢者たちが街中に現れるらしく、いつもソワソワしてた~とウナイが言ってました(笑)

なのでスペインでは、1月6日にやっとクリスマスが終わるって感じかな?

以上、スペインの少し変わったクリスマスの習慣でした。

沖縄にいた時はクリスマスと言えばケンタッキーだったよ~!と言ったら、ウナイは衝撃受けてました(笑)

聖なる夜にファストフード?!って思ったみたい(笑)

皆さんはどんなクリスマスを過ごしましたか?年越しにお正月に、年末年始はイベントが盛り沢山♡

またスペインの年末年始の様子もお伝えしますね~♪

インスタでもスペインの事を紹介していて、ストーリーでは私達の普段の様子もチラリ。

スペインのこんな話知りたい!こんな事知りたい!ってリクエストも大歓迎です♡ではでは、Hasta luego♪

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